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ドライバーの目を引く野の花・タニウツギ
 〜初夏・野山の道路沿いの景観〜

 6月、田植えが一段落したこの時期、野山の道路沿いがピンク色の花・タニウツギ(谷空木)で彩られ、道行く人の目を楽しませています。タニウツギは日本海側の多雪地帯に多い落葉低木。開花期が田植えシーズンと重なる地域ではタウエバナ(田植え花)、またイワシが捕れる時期に咲くためイワシバナと呼ばれることもあるように、方言名は全国で150を越えるといわれます。

 秋田県では、ガザ(ノキ)、ガジャなどと言うところが多いようです。また、タニ(谷)の名が付くように、他の樹木が根付かない表土が剥げ落ちた急斜面などでも生育することから、山の保全にも一役買っています。

 タニウツギ以外にもフジやキリ、ヤマツツジなどが盛りを迎え、薄紫の花が新緑の中でひときわ目を引いています。道路沿いの斜面にあるこれらの野の花、一度車を止めてゆっくりと鑑賞してみませんか。開花期は6月中旬頃まで。

道路沿いのいたるところで見られるタニウツギ。咲き始めの濃いピンク色から次第に淡いピンク色に変化します。(写真は長野岱で) フジ(左:下惣内で)とキリ(県道比内森吉線沿いで)。薄紫の花が新緑の中でひときわ目を引きます。

(2006.6.5)

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