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大作曲のピアノ四重奏曲を堪能
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〜竹屋茂子「ピアノ四重奏の夕べ」〜
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竹屋さんは東京芸術大学を経てドイツのハンブルク大学でフェリー・ゲープハルト教授に師事。卒業後はハンブルクを拠点に、ドイツ内外で演奏活動を行ってるほか、母校やハンブルガー・コンセルバトーリウムの講師を務められています。ピアノリサイタル、ソリストとしてオーケストラと共演の他、秋田魁新報社主催の「竹屋茂子室内楽シリーズ」を発足させるなど、室内楽にも力を入れています。
共演は、平成12年にも来県している国際的なチェリスト、ヨーゼフ・ポドホランスキー氏ほか、ヴラディミール・ハルヴァン(ヴァイオリン)、ズザナ・ボウジョヴァ(ヴィオラ)の各氏。いずれも演奏家・指導者として国際的に活躍されている方々です。今回の秋田公演では竹屋さんとともに、本市を皮切りとしてアトリオン(秋田市)、雄勝文化会館(湯沢市)で演奏を行うことになっています。 演奏された曲目は、モーツアルト(1756-1791)、ブラームス(1833-1897)、ドボルザーク(1841-1904)と、18世紀から19世紀にかけて活躍した西洋古典音楽を代表する大作曲家のピアノ四重奏曲3曲。竹屋さんはプログラムでの中で、「私の住む北ドイツの街ハンブルクに生まれたロマン派の巨匠ヨハネス・ブラームス。そのブラームスの高い評価と友情を得たアントニン・ドボルザークは、今夕の弦楽器奏者の祖国一帯が誇る大家です。3人の作曲家は自らピアノ、バイオリン、ビオラなどの楽器を弾き、室内楽曲の分野でも数多くの傑作を残しました。今回はこの3人の音楽家のピアノ四重奏曲にスポットライトを当ててみました」と紹介してます。 1曲目は、今年生誕250周年を迎えるモーツアルトの曲「ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K.493(1786年)」。優美なメロディと陽気なテンポを合わせ持つ楽曲を格調高く演奏、聴衆を一気に古典音楽の魅力に引き込みます。 続いて披露されたのは、ブラームスが苦悩とともに生きた20代の頃作曲されたという「ピアノ四重奏曲ハ単調作品60(1875年)」。暗さを帯びた第1楽章から、美しいメロディを奏でる第3楽章まで、各パートがそれぞれ主張しながらも調和の取れた演奏でホールを癒しの世界へと導きます。 休憩を挟んで演奏された「ピアノ四重奏曲変ホ長調作品87(1889年)」は、ドヴォルザーク40代の油の乗り切った生命力と着想にあふれた作品。 竹屋さんの弾くピアノのパートを弦楽器が高い演奏技術で盛り立て、作曲家の人生を物語るような演奏に、会場は大きな拍手を送っていました。 (2006.9.14) |
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