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19年度一般会計予算案など全議案を可決(3月定例市議会)
〜「森吉スキー場は廃止」と市長が緊急報告〜

 68議案全てが原案どおり可決された平成19年3月定例会(写真上=病院事業関連予算案での起立採決/写真下=吉岡議長の不信任案についての無記名投票)

 3月定例市議会の本会議が3月23日(金)、市議会議事堂で再開され、各常任委員会委員長から審議付託された各案件の報告のあと、上程された議案、陳情等についての質疑、討論、採決などが行なわれ、18日間にわたった議事日程の全てを終了し閉会しました。

 今回の定例会では、新年度各会計当初予算案および18年度の最終補正予算案の関係が45件、条例の制定及び一部改正案のものが14件、市有施設を運営管理する「指定管理者指定」を定める議案その他が9件でしたが、これら68議案の全てが原案通りの可決となりました。

   これらの中で、殆どの議案が各常任委員会の結審に異論が出ないままの可決となりましたが、討論、裁決の手続が踏まれ議論を巡らしたのが「18年度市病院事業会計補正予算」、「19年度市病院事業会計予算」、各常任委員会それぞれの所管審議となった「18年度市一般会計補正予算」、「19年度市一般会計予算」の4議案。

 病院事業関係予算では、「医師1名減員が予定されている阿仁病院の経営見通しが懸念される」「市民病院基礎データ等の多くの変更が、市民に的確に情報提供されていない」等の反対討論があり、同じく関連がある新年度一般会計予算においても、「外来患者数、入院患者収容等の計画に大きな疑問を生ずる」「国等との折衝の数値が議会に報告されていない」等々、市民病院の開設に係る市の予算には賛成しかねる複数の討論が出されました。 これら予算案に対する賛成の立場からの討論参加者は無かったものの、いずれも起立採決の結果、賛成議員の多数で可決となりました。

 また、各常任委員会に付託されていた陳情、請願、意見書提出についても審議報告が行われ、陳情では、「法務局の増員に関する陳情書」ほか8件が、請願では、「市立阿仁病院診療体制の現状堅持の陳情書」等4件がそれぞれ採択され、同じく、内閣関係各大臣に送付されるべき意見書についても了承されました。

 このほか、この会期途中に提案された国民保護法制定に伴う「市国民保護計画」を策定した旨の報告や、昨年12月に設置された「企業誘致調査特別委員会」の調査活動報告が行われました。

 この日、最後に議員から出された決議案「議長の不信任案」(提案議員5名)については、 「吉岡議長の一般質問と常任委員会への対応と取扱いが適正を欠く」とする提案に対して、無記名投票での裁決となりましたが、反対多数(有効投票数23票中、賛成7票、反対16票)で否決されました。

 なお、会議の途中に市長が特に発言を求め、「プリンスホテルから本日緊急の電話連絡が入って、森吉スキー場は廃止されることに決定した」と議会に報告しました。市長によると、今月末までにその存続を決定する旨の連絡を受けていたもので、県内では同じく、系列の千畑スキー場も廃止することも告げられたようです。

(2007.3.23)


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