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北秋田の夏を彩る光と音の饗宴
〜第16回米代川花火大会に2万人の人出〜
昨年より多い3千5百発が打ち上げられ約2万人の観衆を楽しませた第16回米代川花火大会(14日、米代川河川公園で)
 秋田県内では最も早い時期に開催される恒例の「第16回米代川花火大会(伊藤公夫実行委員長)」が7月14日(土)、米代川河川公園を会場に開催され、約2万人の見物客が光と音のショーに酔いしれました。

 この花火大会は、昭和の合併以前の旧鷹巣町で開かれていた花火大会を鷹巣町観光協会(現北秋田市観光協会)が平成3年、鷹巣中央公園桜まつりのメインイベントとして36年ぶりに復活させ、その後会場を米代川河川敷に移して開催されているもの。最近では打ち上げられる花火の数も増え、県内では大曲、能代の花火大会に次ぐ規模となっています。今年は例年より2割ほど多い3千5百発が打ち上げられました。

 今年の大会は、運営上の事情からこれまで主催してきた市観光協会が6月中旬に中止を決めたため、開催が危ぶまれました。このため、これまで市民に親しまれてきた花火大会の火を消したくないと市民有志が実行委員会を結成、準備期間が約1ヶ月ほどしかなかったものの精力的に活動を展開、町内会や企業、各団体など多くの協賛を得て開催にこぎつけました。

 この日のお天気は、少し肌寒かったものの適度な風のある絶好の花火日より。会場には午後5時過ぎから浴衣姿の家族連れなどが続々と訪れました。観覧席となった河川公園のグラウンドや堤防の周囲も開会セレモニーの始まった午後7時過ぎには見物客で埋まり、また、約1000台収容の会場駐車場も満杯状態。青森や岩手ナンバーなど県外ナンバーの車も多く見られました。

 プログラムは3部構成。開会セレモニーでは、はじめに伊藤実行委員長が「今年は開催が心配されたが、市民から花火を見る楽しみを奪いたくないと有志で取り組み開催にこぎつけた。これも皆さんの熱い思いがあればこそ。景気回復を願い、最後まで楽しんで」などと歓迎のあいさつ。

 岸部市長ほか来賓あいさつのあと鷹巣祇園太鼓振興会(今立明代表)の子どもたち約80人が力強い太鼓演奏で前景気をつけオープニング。まだ日没後の明るさがうっすらと残る中「開幕のカラフルファンファーレ」と題し、色とりどりの連発花火が夜空を焦がす大スターマインで第1部の口火が切られました。

 この後、4号から10号の割物花火、華やかなスターマインなどが次々と打ち上げられ、漆黒の夜空を華やかに彩りました。 このほか、宝石や蝶、ハートの形に開く花火なども見物客を楽しませました。

 2部の始めは、「高野尻万灯火(まとび)会」の協力による万灯火の演出。高野尻地区では毎年春彼岸に先祖供養として万灯火を行っており、幻想的な雰囲気が花火大会に合うことなどから、自治会の会員らが1週間前からボランティアで準備を進め、今年で6回目になりました。今回は「みんなで守ろう内陸線」と浮かび上がった火文字の前を列車が動き出すというもの。火文字に合わせてスターマインも打ち上げられ、趣向を凝らした炎の演出に会場は大きな拍手を送っていました。

 この後も、各町内会や企業などの提供による大玉などが見物客を楽しませ、午後9時を回った頃打ち上げられたエンディングの花火は「ふるさと北秋田躍進の輝き」と題した超特大スターマイン。会場全体を明るく浮かびあがらせるほどの色とりどりの連射花火がダイナミックに夜空を焦がし、会場からは拍手と歓声が沸き起こっていました。

岸部市長も指導したアフリカの太鼓「ジャンベ」とのふれあい体験
鷹巣祇園太鼓が一糸乱れぬ演奏で前景気
各種の出店も
会場を埋め尽くした観衆
放射状に丸く開く割物、同じ割物でも二重三重に開く「多重芯」、不規則な動きの「遊泳星」、パステルカラーのスターマインなど趣向を凝らした打ち上げ花火の数々↓↑

(2007.7.14)

 

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