奥森吉讃歌発表会などで開幕 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 〜第3回北秋田市文化祭、会期は4日まで〜 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成19年度北秋田市文化祭が11月2日(金)開幕し、会場の市文化会館(芸能演示発表)や、阿仁ふるさと文化センター及び阿仁開発センター(作品展示)には大勢の市民らが訪れ、芸能発表や各種展示作品の鑑賞で文化の秋を満喫しています(→日程はこちら)。 午前9時30分から始まった文化会館での開会式では、はじめに平成19年度北秋田市芸術文化功労賞・奨励賞の授与式が行われました。功労賞は、長年にわたり市の芸術文化の振興に貢献された方に、奨励賞は優れた芸術作品などを創作された方などに贈られるもので、功労賞は松岡美代治さん(78)など3人が、奨励賞は金美和さん(74)ら3人が受賞しました。 授与式では、岸部市長から一人ひとりに賞状と記念品がわたされた後、受賞者と代表して松岡美代治さんが、「身に余る感激の念でいっぱい。受賞はひとえに仲間や地域に支えられたたまもの。微力だが精進を重ね、地域に育つ文化の向上と発展に努めたい」と謝辞を述べられました。 このあと岸部市長が、受賞された皆さんを称えながら、「文化祭は地域の文化のバロメーター。日ごろの活動の成果を発表し合うことでさらなる進歩と発展につながる。今日から3日間、芸能発表や各種作品など文化活動の成果をご覧文化の秋を楽しんでほしい」と、あいさつしました。
また開会式に続き、旧森吉町時代に創られながら未発表となっていた「奥森吉讃歌」の発表会が開かれました。この歌は、ボーイスカウトのキャンプ大会「日本ジャンボリー」が平成10年に旧森吉町で開催されたことをきっかけに、自然豊かな奥森吉をたたえる歌を作ろうと同町が平成13年に歌詞を公募、翌平成14年に作曲され、完成していた楽曲です。 応募のあった歌詞は62点。選定委員会では、大館市の冨樫弘さん(71)の作品が優秀賞に、本市の工藤与助さん(86)と石川県の大竹敏雄さんの作品が佳作に選ばれ、その後、青少年野外活動センターでのコンサートなどで同町を訪れたラテン音楽の活動家・あるまんど山平(やまひら)氏が、森吉町との縁から富樫さんと工藤さんの作品を歌詞として作曲、「夢の中」「くまげらの森」の2つの歌が生まれました。 しかしその後、同町では多くのイベントなどを抱え、さらに合併協議の時期を迎えたことなどから発表の機会を逸していましたが、作曲者のあるまんど氏が今回の文化祭の協賛行事として本市でコンサートを開くことになり、市を訪れたこの日に合わせ発表されたものです。 発表会には、岸部市長や旧森吉町の松橋久太郎元町長、作詞者の富樫・工藤両氏らが同席、はじめに市長と松橋氏が讃歌制作のいきさつなどを紹介しました。また、八幡平や森吉山の四季を写した写真集なども発行されている作詞者の富樫さんが、「森吉山に登り始めたのは中学校の頃。写真撮影のため、十数年まえから再び訪れるようになった。歌詞には、森吉山のすばらしさ、思いをすべて込めている」と、作詞の動機や歌になった喜びのことばを述べていました。 この後、三澤由美子さんの指揮でコール・もりよし合唱団が奥森吉讃歌の2曲を発表、来場者は「クマゲラ」や「ブナの森」、また「ミズバショウ」など森吉山麓の四季を表現することばが織り込まれた讃歌にじっくりと聴き入っていました。 また開会行事の最後に行われた文化講演会では、フリーライターの藤原優太郎氏が「北秋田の歴史、羽州街道を辿(たど)る」と題し、津軽藩主や菅江真澄、イザべラ・バードなど、藩政時代から明治初期まで羽州街道を通った人々を紹介しながら、地域史の興味深さを紹介しました。 午後からは、声楽、詩吟、民謡5団体の発表が行われ、文化祭第一日目のプログラムを終えました。 平成19年度北秋田市文化功労賞・奨励賞の受賞者は次のとおりです。
(2007.11.2) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||