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息を合わせ、バチさばきも軽やかに
〜第18回鷹巣祇園太鼓審査会〜

 150人以上の会員らが参加して開催された「第18回鷹巣祇園太鼓審査会」(23日、市文化会館で)
《写真上:個人の部、下:団体の部》

 鷹巣地区の創作太鼓グループ「鷹巣祇園太鼓振興会(今立明会長)」による「第18回鷹巣祇園太鼓審査会」が11月23日(日)、市文化会館で開かれ、会員らが日頃鍛えた演奏技術を競い合いました。

 鷹巣祇園太鼓振興会は昭和60年、旧鷹巣町の「太鼓の里づくり構想」に合わせ、鷹巣銀座通り商店会の青年部が九州・小倉に伝わる「祇園太鼓」に取り組んだのが始まり。祇園太鼓は、小倉以外で伝承されているのは北秋田市だけといわれています。

 振興会ではその後、会の活動目標に青少年の健全育成、生涯教育の奨励などを掲げ、各地区の小学校などで太鼓の指導を続けながら、現在に至っています。これまで育った会員は1500人以上。この日も審査に臨んだ小学生を中心に、約130人の叩き手が審査会に参加しました。

  開会式では、はじめに今立会長が、「伝統文化の育成を目指して23年になった。この間、大勢の子どもたちが様々なドラマと感動を与えてくれた。これもメンバーや地域の皆さんの理解とご支援のお陰。これからも会の活動をご支援いただければ幸い」などとあいさつ。

 続いて来賓の市教育委員会・吉田次長が「伝統芸能の保存などが課題となっている中で、長く継続されてきたこの審査会の意義は大きい。これからも、各チームの団結力を高めるとともに太鼓と鉦(かね)のハーモニーを全市に奏で、多くの人々に感動を与えてほしい」などと激励しました。

 吉岡議長の祝辞の後、個人の部から審査が始まりました。

 写真上:新生園・祇園太鼓クラブの演奏、下:全出演者による合同演奏

 祇園太鼓は、2人の打ち手が太鼓の両面に横向きに立ち、ジャンガラ(摺り鉦)と呼ばれるリズム楽器に合わせて打つのが基本。左手を逆手に使うことなどからリズムに合わせて調子よく打つためには訓練が必要で、太鼓の中でも難しい演奏法といわれています。

 審査のポイントはばちさばき、力強さ、リズム感、チームワークなど。個人の部には、初参加の合川小学校区、米内沢小学校区を含め8小学校区15組※、団体の部には8小学校区が参加、満場の観衆の前でこの日に合わせて練習を重ねた成果を発表しました。(※小学校区=小学生を中心とし、未就学児、中高生なども含めた構成単位)

 また、心身障害者福祉施設・合川新生園の「祇園太鼓クラブ」がゲストとして出演しました。また、保護者や中高生による演奏の後、審査会の締めくくりとして100人ほどの合同演奏でフィナーレを飾りました。

 講評では、審査委員長の伊藤公夫(まさお)市商工会長が、「子どもたちの演奏から元気をもらった。最近では携帯電話やパソコンなどデジタル機器が広がっているが、デジタルの根源は信号を送る手段だった太鼓とのろし。また、太鼓の音は命の息吹。思いを伝えるという意義は昔も今も変わらない。明日の地域を子どもたちと一緒に作ってほしい」と述べていました。

 この後、今立会長から審査が発表され、各受賞者に賞状とトロフィー、記念品などが贈られました。審査結果は次のとおりです(敬称略)。

【個人の部】
 最優秀賞 上野拓己、佐藤皓汰(鷹巣西小学校区)
 優秀賞 相馬諒、大関佳也乃(鷹巣小学校区)
 小倉祇園太鼓藤江龍夫賞 木村鉱龍(合川小学校区) 

【団体の部】
 最優秀賞 鷹巣西小学校区
 優秀賞 鷹巣小学校区
 ばちさばき賞 綴子小学校区
 リズム感賞 鷹巣東小学校区
 力強さ賞 鷹巣南小学校区
 礼儀作法賞 米内沢小学校区
 チームワーク賞 合川小学校区
 じゃんがらとの調和賞 鷹巣中央小学校区
 小倉祇園太鼓藤江龍夫賞 鷹巣小学校区
 がんばったで賞 合川新生園

(2008.11.23)

 

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