|
1.市長の政治姿勢について
@難問山積する北秋田市長選に駆り立てたものは何であったのかについて 北秋田市が誕生し4年という歳月が過ぎようとしていた当時、地域の人たちから市の将来を憂う声が多く聞こえ、私に、北秋田市政を担ってほしいという市民の声が日増しに高まってきたことが一つ。
合併後4年間の市政運営は、様々な問題が次々に表面化し、その後処理に追われてしまったように感じていたため、いまこそ県議として培った経験と人脈を生かし、地域のためにご恩返しをするべき時ではないか、との考えに至ったというのがもう一つの大きな理由。
A新市長には市民の期待が大変に大きい。如何なる手法で活力ある街ちづくり、若者が夢を持って定住できる街へと進めていかれるかについて
基幹産業である「農林業」の活性化は、市のまちづくりのうえで欠かせない課題。 また、農業者が自ら生産したものを自ら加工し、そして流通や販売まで主体的かつ総合的に行う第6次産業の創出にも手掛けたい。若者の働く場の確保や基幹産業の活性化は大事なことだが、それと並行して、10年後20年後の将来を展望し、郷土の発展を支える人材の育成に力を注ぎたい。
加えて、産業の活性化、育児環境の整備、教育環境の充実などのインフラ整備により、将来的に若者が帰ってきて定住できる、都会から移り住む、子育てには「北秋田」が一番と、全国に向けて発信できるようにしたい。
B行財政改革は必要であるが、住民への行政サービス低下をさせない、地域的な抜本的改革もあってしかるべきと思うが、その考えについて 職員数の適正化や総合支所方式の見直しによる総合窓口の設置など、効率化を図りながらサービスを落とさないための工夫をしている。広大な面積を有している市であり、地域事情を考慮したうえでの組織改革は大切である。今年度から旧支所に総合窓口を配置して市民サービスに対応したところだが、機構改革の効果を検証しながら、スピード感のある住民サービスの提供と行政のスリム化に取り組んでいきたい。 C難問山積する北秋田市における新年度の政策的優先順位をお聞かせ願いたい。
同時並行的に進めなければならない課題が多く、「難問山積」という言葉を身を持って実感している。「活力のあるまちづくり」「若者が夢を持って定住できる街」というのが究極の目標であって政策になろうかと思う。まずは当面の課題である市民病院はじめ阿仁スキー場等について早急に方向性を示し、先送りすることなく、ひとつひとつ取り組んでいくことが最も大事なことだと考える。
2.北秋田市民病院について
@北秋田市民病院の厚生連との協定書合意に向けて、総て厚生連側の要求通り譲歩するのは問題があるが、先ずは10月オープンに向けて合意に漕ぎ着けるべきであり、その後について医師確保と赤字解消に努めるようキッチリ条件を付けるべきと思うがどうか。
3ヶ月後には開院を控えているという現実があり、市長として市民の生命と健康を守るという重い責務があるので、現下の厚生連の状況、あるいは、市民病院の開院に向け現状を一歩でも進めるため、指定管理方針の変更という苦渋の選択をした。
開院後の運営状況によっては、今後も継続的に市の負担が発生することから、その根底にある医師確保については、市の最重要課題。厚生連には、医師確保と経営の健全化については継続的に最大限の努力を求めていく。 A北秋田市民病院の10月オープンに向けて、利用者への交通体制はどのように整備が進んでいるのか。鷹巣から市民病院行きは、1時間おきなのか30分おきなのか。その料金はどうのようになっているのかについて
阿仁地区、森吉地区の方は、米内沢駅から市民病院行きのバスを新設し、鷹巣地区・合川地区の方は、現在の鷹巣から上小阿仁村線の増便を予定している。鷹巣から市民病院までの具体的な運行時間は、鷹巣駅から午前が7時、7時30分、8時30分、10時30分、11時52分、市民病院からは12時50分、14時5分、15時20分。料金は、鷹巣駅から市民病院まで440円を予定している。 B北秋中央病院の解体には県が3/4の補助金を出す事になっているようであり、残り1/4相当額を市が支払う事で厚生連との交渉を合意出来ないかものか。
土地は厚生連の資産であり、現段階では時価評価額での購入で協議を進めている。ご質問の解体費における厚生連負担額相当による跡地取得については、厚生連側では不可能であり、解体は厚生連、跡地は市で取得という方針。
3.木質バイオマスエタノール実証プラント稼動開始後に於ける対応について @北秋田市の将来展望を大きく左右しかねない、新規産業に今後市はどのように対応するつもりなのかについて。
木質バイオエタノール製造実証プラントでは、平成24年度までバイオエタノール生産技術を実証することになっている。エタノールそのものに加え、副産物の二次製品化など産業化の可能性も持っているが、コスト面など課題もあり、今後の状況を見ながら検討する。また、昨年策定した「バイオマスタウン構想」に基づいて、木質バイオマスを含むバイオマス利活用事業の具体化に向けた計画を年度内に策定する予定。 A全国からの視察団が、かならずや押し寄せると森林総研では見ておりますので、その準備対応についてお聞かせ願いたい。
全国からの視察に対応するため、実施主体である森林総研と協議しながら資料等の準備を進めるとともに、緊急雇用対策として説明員の雇用を検討している。また、秋田県商工会連合会が県内の環境施設関連を結びつけた観光コースを検討し、案内人養成も行なう事業計画をもっており、調査事業推進委員会に市も入ることになっている。こうした団体とも連携しながら視察の受け入れ態勢を整え、北秋田市を全国に発信する絶好の機会と捉えて対応していく。
|