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世代を超えて為三の音楽を歌い継ぐ
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〜第4回浜辺の歌音楽祭〜
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第4回浜辺の歌音楽祭(加賀隆寛実行委員長)が11月3日(火)、市文化会館で開催され、児童生徒やコーラスグループが成田為三の楽曲や思考を凝らした合唱曲を発表、たくさんの観客を前に美しい歌声を響かせました。 同音楽祭は、「浜辺の歌」をはじめ、優れた童謡や歌曲などを数多く作曲し、日本を代表する作曲家として知られる米内沢出身の成田為三(1893 -1945)を顕彰するとともに、歌声のあふれる活気あるまちづくりにつなげることを目的として開催されています。 今年の音楽祭には、保育園児、小中学生、一般のコーラスグループなど17団体が参加、約550人が出演しました。
開会式では、三澤仁教育長が秋田県民歌の冒頭を歌い「秋田県民歌も成田為三が残した素晴らしい歌曲。歌う機会が少ないが県民の皆さんに広めていきたい。子どもたちの学ぶ力は素晴らしいもの、全国学力テストでは3年連続1位と輝かしい成績を残している。学校と家庭、地域が一体となって、学ぶ環境が整っている。深く感謝申し上げます。今日は、日々の営みの成果を声にして、このステージで精一杯発揮してほしい」などとあいさつ。 津谷市長の祝辞のあと、加賀実行委員長が講評と合唱指導講師をしていただく、指揮者・作曲家の富澤裕(とみざわゆたか)氏を紹介したあと、午前・午後の2部構成でプログラムが始まりました。 午前中の第1部には「鷹巣中央保育園・鷹巣東保育園」「はまべのうたキッズ」「鷹巣中学校」「合川東小学校」など11団体、午後からは、「森吉中学校」「レティース・コリーナ」「鷹巣混声合唱団」など6団体が出演。各団体は、「かなりや」「葉っぱ」「砂山」など為三が作曲した曲1曲を含めて、それぞれ2曲から3曲を発表しました。 オープニングを飾った鷹巣中央保育園・鷹巣東保育園の発表では、園児が「赤い鳥小鳥」「世界中の子どもたちが」を合唱。園児らしい元気溢れる歌声に満場の観客からは大きな拍手が送られました。また、前田小学校の発表では、成田為三が作曲した同校の校歌を合唱。阿仁川のさわやかな流れや雄大な森吉山を表現した校歌を誇らしげに堂々と歌いました。 1部・2部の講評で、富澤氏は「合唱することは、みんなが一緒に呼吸と心と声をあわせて同じ気持ちなれる。今日参加している皆さんは、音楽の素晴らしさを経験している。一人ひとりがもっとうまくなって、もっと大きな感動を人々に与えられるよう頑張ってほしい。素晴らしい音楽祭をこれからも続けてほしい」などと講評しました。 講評のあと、米内沢小学校と鷹巣東小学校、鷹巣南中学校に合唱指導が公開レッスン形式で行われました。最初に行われた米内沢小学校では浜辺の歌を合唱指導。富澤氏は児童らに自分自身の歌を評価させて「一人ひとりが、前の歌声よりもどうしたら、もっと良い歌声になるか考えて練習すること。どうすれば良いか分からなかったら、先生たちがヒントをくれるはず。元気な声ときれいな声を同時に出すことは難しいこと。歌声に対する意識を高めて成長してほしい」などと児童らの向上心を引き出して、音楽の素晴らしさを伝えました。 音楽祭の最後には、富澤氏の指揮で出演者全員が会場のお客さんと一緒になって「浜辺の歌」を合唱し、歌う喜びや歌う楽しさを共有し、為三の音楽を歌い継ぎました。
(2009.11.3) | ||||||||||||||||||||||||||||||||