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1.政権交代に伴う変化について
@22年度予算編成に当たって、具体的な影響は何か
ア 財政面について、債務の総額を一般・特別・企業の各会計別に合計額を示されたい
国の地方財政対策により、地方交付税、臨時財政対策債が過去最高となり、平成22年度北秋田市一般会計当初予算は、普通交付税約95億1000万円、特別交付税約7億9000万円、臨時財政対策債15億円を計上した。
H20年度末の地方債現在高は、一般会計が265億2600万円、特別会計全体では192億5500万円、企業会計全体では38億300万円、総額では495億8400万円。
特別会計の内訳は、簡易水道特別会計40億7800万円、下水道事業特別会計101億200万円、農業集落排水事業特別会計33億8300万円、特定地域生活排水処理事業特別会計1億600万円、介護サービス事業特別会計15億4900万円、国保合川診療所特別会計3800万円、企業会計は、病院事業会計35億5300万円、水道事業会計2億5000万円。
A21年度2次補正予算によって、施策に生かされた事項は何か、複数年に渡る予算執行はどうか
「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」が創設され、北秋田市では、約3億5600万円が交付され、H21年度3月補正予算で交付金を活用した9事業、総額4億3181万円を予算計上してる。すべての事業は繰越事業として、平成22年度に実施する。
B低炭素社会に対応した施策はどうか、太陽光発電等の取り組みを具体的に検討する考えはどうか
北秋田市は、太陽光発電の場合、11月から2月までの冬期間における日射量が特に少なく、東京に比べ約半分しかないこと。風力発電の適地となる場所は森吉スキー場及び阿仁スキー場周辺に限られること。これら「再生可能エネルギー」の普及に至るには、技術革新による積雪寒冷地仕様の普及なども含め、いま少しの時間が必要と考える。学校への設置ついては、今後新築される学校に検討したい。
2.市民病院関係について
@基本協定締結後の具体化された事項は何か、22年度単年度の実施協定の検討内容はどうか
厚生連と基本協定を締結した後「4月開院に向けたタイムスケジュール」「開院延期に伴う市民病院の維持費」「米内沢総合病院との外来機能の統合」等について協議を重ねており、概ね、具体化されて進んでいる。
22年度の年度協定は、厚生連より提出された事業計画書等を、経営コンサルタントに分析を依頼し、内容を精査した。 その結果、指定管理料は、1億6000万円を減額できるとの報告を受けており、厚生連と協議を行っております。協定の締結時期は、4月1日付けを予定している。
A県の北秋医療圏再生計画との整合性について
県の地域医療再生計画では、北秋田市民病院と米内沢総合病院の機能の見直し、隣接医療圏と連携した救急医療体制の強化、訪問診療・訪問看護など在宅医療の充実が計画の骨子となっており、まさに、現実的な視点からの計画となっている。
一方、当市の医療整備基本構想は、市民病院は急性期患者を受け入れ、米内沢病院は慢性期患者を看る、地域完結型の構想となっており、現在の医師不足による地域医療の実態とは乖離している。したがって、新年度で、構想を現実的なものに見直し、県の計画と整合性を図りたい。
B救急医療で対応の出来る疾患と、出来ない疾患は何で、どんな対応が検討されているか
市民病院の開院時の想定として、心疾患のうち急性心筋梗塞で心臓カテーテル検査が必要な場合/解離性大動脈瘤で緊急手術が必要若しくは考えられる場合/脳血管疾患のうち、くも膜下出血で緊急性がある場合/脳外傷で集中治療が必要な場合/産科で妊娠34週未満で緊急帝王切開が必要な場合/人工呼吸器の必要な新生児/外科で多発性外傷で骨折と内臓損傷を伴ったような場合/大量輸血を要する外傷の場合など、これら重篤な病状の患者は、医療スタッフ、医療設備が整っている医療機関へ搬送することになる。
C国の地域医療再生計画では「地域住民の参加を促す仕組み」を作る様に求められているが、県の再生計画を含めて市の対応はどんな検討がなされているか
県の再生計画と市の構想の間には、現状で大きな乖離があるため、新年度に市の構想を変更する。
D医師以外の人材確保は出来ているか、医師1名に看護師は何名の配置か、女医を含む女性スタッフの人材確保を計る為の職場環境として、0才児からの院内保育所の開設は出来ないか
医師以外の人員は、概ね確保できていると認識している。看護職員の配置は、24時間を平均して入院患者10名に対し看護職員1名という基準で必要人員数が定められます。院内保育所の開設は、厚生連と検討する。
E以上の@からD迄の事項について、市の医療機関に従事している医師全員や職員代表による、意見交換や合同検討会議の必要性は
医師全員を集めた検討会等の開催は難しいが、医師及び医療関係者に対し、アンケート調査等による意見集約と情報提供をしながら、地域医療の在り方等を検討し、施策に反映させたい。
3.秋田大学との連携について
@協定締結後の取り組みはどの様に具体化されているか、課題3点の各項目毎に説明されたい
「豊富な地域資源を活用した産業振興に関すること」では、市内の2企業を訪問して珪藻土の実態調査を行っており、珪藻土の利活用を研究することにしている。「地域を支える人材育成に関すること」、「地域住民の健康増進に関すること」については、まだ具体化には至っておりませんが、大学と連携した調査活動等を通じ、学生と地域の新たなコミュニケーションを大切にし、取り組みも具体化する。
A課題の中にある人材育成は特に重要だと考えるが、県北地区を対象に分校の開設は検討出来ないか
連携協定締結時に吉村学長も県北地域への開設の意向を示しており、すでに開設している横手市への聞き取りなど、担当者レベルでの調査研究に着手している。
4.耕作放棄地対策について
@国から耕作放棄地再生利用緊急対策が求められているが、今年度の取り組み内容と課題は、22年度の取り組み内容は。再利用の不可能な場所に、太陽光パネルを設置する等はどうか
H21年度は、実証ほ事業で鷹巣地区と合川地区の耕作放棄地を再生化し、H22年度に鷹巣地区では大豆の作付けを、合川地区では飼料用米の作付けを予定している。太陽光パネルは、日射量の問題もありますが、農地法等の制度に照らし、その可能性も含め、関係機関と協議する。
A市・関係機関・当事者間の役割、お互いの関係は成果を挙げられる現状にあるか
耕作放棄地対策は、地域協議会を立ち上げ、当事者も交えて協議しながら事業を進めており、計画的に解消を図るための組織体制は整備されている。
B稲作に変わって転作物に大豆の作付けが増加しておりますが、価格が不安定なので、所得補償を検討出来ないか
大豆の所得補償は、H22年度以降も「水田経営所得安定対策」事業が実施される。 これまでの転作助成金は、激変緩和措置がとられることになっており、地域水田農業推進協議会で検討し、農家の収入確保に努めたい。
5.指定管理施設について
@指定管理施設全体の総括はなされているか、所管部署に任せているのではないか、森吉観光公社の教訓はどの様に生かされているか。見直しについての検討とその内容
指定管理者制度の導入を推進しているが、導入の理念から、かけ離れないよう対策が必要。教訓を生かし、指定管理者に逐次情報を求めながら、状況把握と指導に努める。行政評価や外部監査などにより、施設の健全運営に向けて取り組む。
A市の指定管理条例の目的と、実際の結果は、費用対効果の面と利用者へのサービス面での結果
目的は「住民にとっては公の施設のサービス向上」であり、「民間事業者にとっては、公共分野での事業機会の拡大を期待したもの」。さらに、「行政においては民間活力を活用した住民ニーズへの対応と公の施設管理効率化、経費の縮減に期待をした制度の活用」であり、目的に沿った管理運営が行われている。
費用対効果は、1億2800万円の財政効果となっている。 なお、利用者へのサービス等は調査に至っていないが、新年度で「モニタリング調査」等の実施を検討する。
B指定管理施設に関する内容は議会の審査に入らないので、毎年の点検内容や課題とその対策について議会に報告されたい
所管する常任委員会等の機会をとらえて鋭意説明に努める。
6.教育振興基本計画について※教育長が答弁
@この計画の目的は、22年度・23年度・24年度の重点課題は何か、その具体策はどうか
「教育振興基本計画」の目的は、教育基本法に示された教育理念の実現に向けて、今後10年間を通じて目指すべき教育の姿を明らかにするとともに、今後5年間に取り組むべき施策を総合的・計画的に推進するもの。県は、「教育立県」を目指す指針として、教育振興基本計画を制定する方針を固め、秋田の教育のあるべき姿と具体的な施策を体系的に示すとこととしている。北秋田市でも県の指針と指導に基づき教育の振興に努める。
A22年度の重点課題を具体的に実行する体制はどうか
平成22年以降の重点課題は、「地域ぐるみの学校支援」「新学習指導要領の円滑な実施」「学力の向上と道徳教育の充実」「教員が一人一人に向き合う環境づくり」「耐震化の推進」「小学校の再編整備」などがあります。
教育は一年一年が勝負ですので、これらの重点課題を市の教育の指針である「北秋田市の学校教育」における『基本方針』や『重点施策』に盛り込むなどして、課題の実現に向けて取り組む。
7.世界遺産登録について※教育長が答弁
@伊勢堂岱遺跡の世界遺産登録問題と、胡桃館遺跡の出土品について
伊勢堂岱遺跡の世界遺産登録は、北海道・北東北4道県12市町で構成する縄文遺跡群世界遺産登録推進会議における合意事項として、12市町で所有する15遺跡の「保存管理計画」と「景観条例」を平成24年度まで策定することが決まった。整備基本構想や基本計画などの長期計画は文化庁に提出しており、世界遺産暫定リストに登録されたので、内容の計画変更等を検討する。
胡桃館遺跡の出土品は、国重要文化財に指定された。出土品は1千年前の建物のスギ材で、胡桃館遺跡収蔵庫で保管している。活用にあたり、温度湿度の急激な変動は木材の劣化につながりますので、公開は限定的でなければない。現在は学術調査と、小中学生の歴史授業のみ入館を認めている。一般の方も見学したいという声があり、胡桃館遺跡と金家住宅、長岐邸をバスで巡るツアーを実施した。
A遺跡ボランティアと行政の連携、各担当職員間の連携について、以前提言した事項についての解決内容は
シルバー人材センターとの共同事業を実施し、縄文まつりの拡充、世界遺産登録へ向けて構成する遺跡群での研修などに取り組んだ。研修では、遺跡のボランティアガイドの手法や仕組みを学んだ。世界遺産登録に向けた広い知見を得られるようにと、研修の機会を増やしている。
8.機構改革について
@職員の削減だけが進み、そこで働く職員の体制や研修等の実行状況は如何に、年休処理や超過勤務の問題等はどうか
職員数は、「北秋田市行財政改革大綱」のとおり、集中改革プランに沿って削減しているところ。機構改革の各部署体制や所管業務等の検証のため、集約された結果を検証し協議している。
職員研修は、機構改革実施に合わせ、市民サービスの低下を招かないよう、事前に各窓口業務を中心にした研修会を開催。また、専門研修に40名が参加。
行財政改革の推進には、職員の意識改革と資質向上が重要であると認識しており、各部署内での研修も含め職員研修は引き続き実施し、スピード感ある住民サービスの提供に努める。年次休暇は、取得率が27%。超過勤務状況は、職員の健康管理を考慮し、新年度に向け機構改革の検証を含め調整を進めている。
A地域主権による自治体間の格差問題、実行体制の状況、検討策の実行について
地域主権に関して、現政権が解決すべき課題も多い状況にあり、特に地方への財政調整機能がどうなるのか注視していく必要がある。実行体制・検討策は、新年度からの整備は予定していないが、国の工程表をにらみながら遅滞なく対応を図る。
B市政に関する業務の研修がどの様に取り組まれ、類似の市政に学ぶ研修視察は等は実施されているか
類似の市政に学ぶ研修視察等は電算処理情報や収納対策、法令の改正等による取り組み状況等、業務上必要な事項について、担当者レベルで情報交換したり、直接出向いて研修している。
C行政と市民の関係について、自助・共助・公助と表現しているが、具体的なイメージが浮かびません、どんな対応を考えているか。例えば、NPOの育成と政策形成に参加を求める等についての見解は
市政を運営するにあたり、限られた予算や人員の中で、様々な課題を解決するためには、自分でできることは自分で行う「自助」、個人ではできない地域活動や地域課題を解決するため自治会やNPOなどが行う「共助」、これら自助や共助では実現できない課題に対処する「公助」といった役割分担による協働のまちづくりが大切であると考える。これまでも、市民懇談会や自治会等への住民説明を行ってきたが、市民がまちづくりに関わっていく仕組みを、ご意見を頂きながら検討する。
NPOの育成・政策形成への参加は、大きな成果を上げており、市としても益々協働の幅を広げていきたいと希望している。 当市でも、阿仁スキー場のゴンドラ運営で、NPO法人の協力と、市民の支援が大きな力となっており、今後、市民の日常生活に身近な分野でも、このような取組みが実を結ぶ事を期待している。
9.非常勤職員の各種問題について
@非常勤職員として雇用されている市役所の職員総数は何名か、各部署単位で正職員は何名で、非常勤職員は何名か合わせて示されたい
平成22年2月1日現在で、非常勤職員数は283名です。各部署単位の正職員と非常勤職員数は、 総務部:職員35名・非常勤3名/財務部:職員37名・非常勤1名/市民生活部:職員81名・非常勤16名/健康福祉部:職員132名・非常勤91名/産業部:職員27名・非常勤3名/建設部:職員36名・非常勤22名/会計課:職員6名・非常勤なし/消防本部:職員94名・非常勤なし/教育委員会:職員89名・非常勤147名/議会事務局:職員5名・非常勤なし/農業委員会:職員4名・非常勤なし/監査委員事務局:職員2名・非常勤なし/選挙管理委員会:職員2名・非常勤なし/合計で職員550名・非常勤職員283名。
Aそれら職員の勤続年数は最長と最短・平均年数と人員の比率、業務の内容にどんな違いがあるか。パートタイム労働法の趣旨は生かされているか。地方公務員の育児休業法が非常勤職員にどの様な取り扱いになって居りますか
非常勤職員の最長は17年10ヶ月、最短は1ヶ月で平均年数は4年で、全体の33.9%。業務内容は、事務補助、保育業務、給食業務、現場作業業務等。非常勤職員の処遇等は、従前より、年毎の賃金単価の見直し等を行っており、法律が要請する内容も踏まえ、必要な措置の実施に努める。育児休業法は『介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律』が適用されるので、同法の規定を遵守し、非常勤職員の権利と生活が守られるよう配慮する。
B短時間勤務職員制度が新しく作られましたが、この制度が適用される職員は居りますか、非常勤職員の年収平均額は幾らになりますか
適用を受ける非常勤職員はおりません。非常勤職員の年収の平均額は171万5608円。
C非常勤でも地方公務員であり兼業禁止である、年収の実態を含めてどう理解し見解はどうか、一定の経験を積み業務に精通した者には、一定の基準を設定した上で、正職員に採用する方策を検討できないか
臨時職員・非常勤職員の勤務条件は職員に準ずるものであり、賃金等の雇用条件は、県内他市や市内民間企業等の状況や、勤務実態を踏まえながら対応している。
行政改革大綱に基づき、職員数の適正化への対応を進めながらも、行政サービスの継続性を基本として、職員の年齢構成や職務の専門性あるいは社会や経済、地域情勢などを考慮した職員配置を行い、優秀な人材を確保・育成していく。
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