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有事に備えて消防救助技術を高める
〜第9回消防救助技術交流大会〜
 訓練の成果を競い合った、消防救助技術交流大会(8日、北秋田消防署訓練場)

 第9回消防救助技術交流大会が6月8日(火)、北秋田市消防署訓練場で開かれ、消防救助のエキスパートたちが、日頃の訓練の成果を競い合い技術の向上に努めました。

 同交流大会は、旧鷹巣阿仁広域消防本部が成果発表と技術向上を目的に本部内訓練として実施されていたものですが、県大会(秋田県消防救助技術秋田県大会)に向けた総合練習の機会ともなることから、平成14年からは大館広域及び能代山本広域消防本部も参加して行われ、今年は新たに湖東地区行政一部事務組合消防本部も参加し、各本部の隊員の交流や親睦なども兼ねて行われています。

 この日は、能代山本広域市町村圏組合、湖東地区行政一部事務組合、鹿角広域行政組合、北秋田市の4消防本部から61人が参加。開会式で、藤島孝雄・北秋田市消防本部消防長は「住民の生命、身体を守る最前線にあるのが救助隊。日頃、積み重ねた救助技術と精神力は、現場の救助活動に直接繋がる。住民の付託に応えるため更なる精進を期待する」などと訓辞。

 来賓あいさつなどのあと、堀内幸大・北秋田市消防署副士長が「日頃の訓練で培った救助技術の更なる向上を目指し、隣接する消防本部との交流を深め、安全、迅速、的確に競技することを誓います」と宣誓し大会が始まりました。

 訓練はロープブリッジ渡過、引揚救助、ほふく救出、ロープ応用登はんの4種目。はじめに行われたロープブリッジ渡過では、水平に張られた延長20mのロープを往復する時間を競うもので、往路はロープの上を這うように進む「セーラー渡過」で、復路は猿のように逆さにぶら下がりながら進む「モンキー渡過」で出発点までもどります。隊員たちは、きびきびとした動作で一瞬も気を緩めることなく真剣に訓練に取り組んでいました。

 この後も、5人1組で要救助者を抱きかかえて搭上に引き揚げる「引揚救助」や煙に巻かれた場所で空気呼吸器を装着して要救助者を3人1組で屋外に救助する「ほふく救助」、2人1組で器材を使わずに塔の上から垂らされたロープで15mの壁を登る「ロープ応用登はん」の4種目で個人とチームの技術を競い合いました。

 会場には、鷹巣中央保育園、前田保育園の園児約80名が隊員らの応援にかけつけました。園児たちは、訓練が開始されると隊員らに「がんばってー」と声をかけたり、一つひとつの訓練が終わると大きな拍手を送っていました。園児たちの応援もあって、北秋田市消防本部は、4種目中3種目で1位の成績を収め、日頃の厳しい訓練の成果を発揮しました。

 このあとも隊員らは訓練を重ねて、6月29日に由利本荘市道川の秋田県消防学校で開かれる、消防救助技術秋田県大会に挑みます。

▲堀内幸大副士長が宣誓 引揚救助 ▲ほふく救出
▲ほふく救出 ロープ応用登はん ▲隊員を応援する園児たち


 ≪訓 練 成 績≫
 ○ロープブリッジ透過(13名出場)

順位
氏  名
所  属
近藤大斗 北秋田
佐藤一彦 北秋田
伊藤謙吾 能代山本

 ○引揚救助(1チーム5名、4チーム出場)

順位
チーム名
所  属
堀内チーム(堀内・鈴木・吉田・佐藤・高坂) 北秋田
木村チーム(木村・小鴨・野呂・虎渡・工藤) 鹿角
小野チーム(小野・大高・鎌田・佐藤・佐藤) 能代山本

 ○ほふく救出(1チーム3名、7チーム出場)

順位
チーム名
所  属
夏井チーム(夏井・七尾・佐藤) 能代山本
成田チーム(成田・上田・工藤) 鹿角
高嶋チーム(高嶋・田中・工藤) 鹿角

 ○ロープ応用登はん(2名1組、7組出場)

順位
氏  名
所  属
近藤典昭、伊藤剛 北秋田
長谷川裕也、佐藤伸秋 北秋田
大嶋賢太郎、安井径 能代山本

(2010.6.8) 


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